乳腺外科

乳腺外来のご案内

当院の乳腺外来では、

• 乳がん検診・骨粗しょう症検診
• 乳がん検診・骨粗しょう症検診の二次精査
• 乳房のしこりや痛みなどの精密検査
• 乳がん術後のホルモン療法、定期検査
• 乳腺炎治療
• 乳房良性腫瘤の経過観察

などを行っております。
当院では、日本乳癌学会の乳腺専門医である女性医師が丁寧に診察させていただきます。
マンモグラフィなどの検査も女性スタッフがご対応しますので、少しでも心配のある方は、お気軽にご受診ください。一人一人のご心配に寄り添いながら、適切な検査、治療を行っていきます。

当院の特徴とお願い

乳腺外来は、皮膚科外来とは分かれており、女性専用待合となっています

（男性患者様や、男性が付き添われる場合には、皮膚科待合からのご案内が可能です。）

来院後に上半身は検査衣に着替えていただきますので、なるべくワンピースなどは避けていただき、上下分かれた服装でお越しください。

妊娠中、授乳中の方は受付時にお申し出ください。

授乳室がありますので、授乳中の方は赤ちゃん連れでもご来院可能です。

（検査中は小さなお子様はスタッフがお預かりいたしますが、スタッフの手が空き次第になるため、お待たせする場合がございます。また、お預かり中のトラブルに関しましては責任を負いかねる場合もございますので、検査予定の方はお一人でご来院されることをお勧めいたします。）

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• 乳がん術後治療・定期検査のご案内はこちら
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このような症状でお悩みの方はご来院ください

乳房にしこりがある

乳房のしこりには、良性疾患と悪性疾患、どちらの可能性もあります。線維腺腫や乳腺症と呼ばれる良性の疾患が最も多いですが、悪性の乳がんであることも稀ではありません。触診だけでなく、画像診断や病理検査まで検討して、慎重に診断しなければならないこともあります。たいがい、マンモグラフィと乳房エコー検査により、腫瘍のおおよその性状を判断することが可能です。少しでも異変を感じたら、早めに受診してください。

乳房が赤く腫れて痛む

乳房が赤く腫れて痛む場合、乳腺炎が疑われます。乳腺炎は、細菌などの感染により、乳腺に炎症が起こっている状態で、授乳中の方に多く見られます。
悪化してしまうと、乳腺の中に膿が溜まり、膿瘍を形成することがあります。似たような症状を示す疾患の中に、炎症性乳がんという悪性のものもあり、注意が必要です。
どちらの場合でも、早期の治療が肝要ですので、症状に気づいた際は、早めに受診するようにしてください。

乳房の一部がへこんでいる、ひきつれている

乳房の一部がへこんでいたり、ひきつれていたりする場合、その皮下や乳腺内に悪性腫瘍がある可能性があります。早急な診断と治療が求められる場合がありますので、早めの受診をお勧めします。

乳頭から分泌物が出ている、乳頭から出血している

授乳中でないのに乳頭から分泌物が出ているとき、分泌物が無色から黄白色の場合は、一時的なホルモンバランスの変化による生理的なものであることがほとんどです。しかし、ときに内分泌疾患などの可能性もありますので、量が多い場合などはご受診ください。また、分泌物が血性（赤色や茶色）の場合、乳がんの可能性も疑われるため、特に注意が必要ですので、ご受診ください。

その他

乳房の痛みが続いている、できものがある、わきの下にしこりがある、乳房の左右のサイズが違う、陥没乳頭が気になるなど、乳房やわきの下のことは何でもご相談ください。

乳房良性腫瘤の経過観察にも対応しています

良性腫瘍の可能性が高い場合でも、まれに悪性に移行したり、あとから悪性腫瘍が見つかったりする場合もありますので、定期的な経過観察はとても大切です。
当院では、良性腫瘍の経過観察や、手術後の経過観察も行っております。
他院での手術後など、当院受診歴がなくても問題ありませんので、ぜひお越しください。

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