乳腺炎・授乳トラブル
乳腺炎・授乳トラブルとは

乳腺炎とは、乳腺(母乳をつくって分泌する器官)が炎症を起こしてしまった状態のことです。乳腺炎は産後に起こりやすく、赤く腫れ上がったり、熱が出たりもすることがあります。また、断乳・卒乳時にも頻繁に起こります。
乳汁の流れが悪くなり、マッサージや授乳後にもしこりが生じて痛みが増し、熱が出るような場合は乳腺炎の可能性がありますので、なるべく早めに受診してください。炎症初期の乳腺炎であれば、抗生剤の内服治療や授乳、マッサージなどでほとんどが改善します。悪化した乳腺炎の場合は、乳房内に膿瘍(膿の塊)ができている可能性があります。その場合は、麻酔をしてメスで皮膚を切開し、膿を出すと炎症は引きます(当院で処置可能です)。
その他の授乳トラブル(乳腺炎まではいかなそうだが痛みがある・乳頭に白斑がある・副乳やわきの下が腫れて痛いなど)があり、気になる場合にも、受診してください。
■乳腺炎によくみられる症状
- 乳房が熱をもち、痛みのあるしこりができる
- 乳房が張って硬くなる
- 痛みが生じて赤く腫れる
- 黄色っぽい乳汁が出る
- 高熱や悪寒が生じる
なお、当院では母乳マッサージは行っておりません。
授乳中の方で、しこりを乳腺炎によるものと思い込んで、実は乳がんであったという事例がまれにあります。
また、授乳中は育児で忙しく、なかなか乳がん検診を受けられないというのが現状だと思います。
当院では授乳中でも乳房エコー検診を受けられるだけでなく、夜間授乳だけや、授乳頻度が減ってきている段階では、マンモグラフィ検診を受けることも可能です。
お気軽にご相談ください。
日本乳癌学会 認定施設 認定証
当院は日本乳癌学会によって認定された診療・教育施設です。乳腺疾患を診療するための症例数が一定以上あり、学会が認定した乳腺専門医または認定医による専門外来を実施しており、安心してご受診いただけます。
マンモグラフィ検診施設・画像認定証
当院では日本乳がん検診精度管理中央機構によるマンモグラフィ検診施設画像認定を取得しております。マンモグラフィ検診の精度維持・向上を目的として、その施設の検査装置や撮影した乳房撮影の写真の画質、品質管理、被ばく線量が基準値を満たし、乳がん検診の質の高さを認められた施設に与えられるものです。 今後も良質な医療の提供に努力してまいります。
Clinic overview
クリニック概要
- クリニック名
- Y&Mクリニック幕張
- 院長
- 笹原 資太郎
- 副院長
- 笹原 真奈美
- 診療内容
- 皮膚科、形成外科、美容皮膚科、乳腺外科
- 住所
- 〒261-0026 千葉市美浜区幕張西4-2-12(イオンタウン幕張西2階)
- 最寄駅
- JR・京成 幕張本郷駅、JR・京成 幕張駅、JR海浜幕張駅
- 車での
アクセス - 幕張ICすぐ
駐車場144台完備(イオンタウン幕張西内)